自分を見失わないように

自分を見失わないように稽古をする
相手を力まかせに投げようとすること、
倒そうとすることは
もっとも大事な身体の感覚を鈍くする 
その状態が自分を見失っていることである。
また 受けも技をさせないようにとか 
押さえつけようとすることが
身体を硬くし隙がうまれる 
その状態が自分を見失っていることである
一人で稽古をしている時 
相手を前にした時 
事に臨んだ時
自分を見失っている稽古をしていないだろうか

最後に師範の言われる
『ゆるゆると見えて 隙がないように』と
これからも自分を見失わないように
稽古をしていきたい。

2014年5月 
合氣道さざ波 道場長 渡邊清志